You make the rockin' world go 'round
QUEEN + ADAM LAMBERT THE RHAPSODY TOURに行ってきました
高校三年生の年末、「ボヘミアンラプソディー」という映画を勧められて、QUEENについてはフレディ・マーキュリーと、自転車の歌とあと数曲だけしか知らない状態で映画館に行った。
同行者はこの鑑賞で二回目だというので「なんで同じ映画を二回も見んのww」とからかいながら、二回も見たくなるならきっといい映画なのだろうと期待したその二時間後にはもう3週間後に控えていたセンター試験のことなどはわたしの脳内からさっぱり消えて、QUEENというメンバーは全員自分の祖父母より年上のバンドでいっぱいになった。
それからの1ヶ月間は誇張無しでQUEENの曲だけをずっと聴いていた。正月に親戚一同が集まって宴会をしている時も別室にこもってQUEENをBGMに勉強していた。
年が明けると本格的に受験シーズンの到来である。それなのにわたしは学校帰りに地元の映画館の上映スケジュールを確認しては、我慢できず結局卒業までに4回もボヘミアンラプソディーを観に行った。センターリサーチのネット公開日に、上映時間と公開時間が被ってボラプを優先し、散々泣いた後に結果を見て寒さと興奮で鼻水を垂らしながら大はしゃぎして顔面が渋滞したのも覚えている。
センター試験と国立大学二次試験の直前には、周囲の受験生が単語帳を開いて最終確認をする中、わたしはDon't Stop Me Now を聴いてさながらスターをとったマリオの気持ちで試験を受けた。尋常でない量のアドレナリンが放出されて普段以上の結果が出せたので、わたしの大学受験の成功はQUEENのおかげと言っても過言ではない。むしろわたしの力ではなくてQUEENの力だし、フレディが受験したといっても過言ではない。さすがにこれは過言。
ちなみにあの映画を観ると脳のバグでDon't Stop Me Nowは泣ける曲として認識されるようになる。
上京してからは学内にボラプ仲間を見つけて調布の映画館で4DX応援上映に足を運んでみんなで歌い、叫んだ。受験期からTwitterをフォローしてくれていた先輩は合格祝いにDVDを買ってくださった。
そんなこんなで5月、日本ツアーが発表される。
何があっても行かなければならない
使命感に駆られたわたしは、首都圏から距離があり、公演は平日そして愛知出身なので行き慣れたナゴヤドームの講演に申し込んだ。
とはいえ、世界的バンドQUEENなので倍率は高いだろう。ダメもとでSS席(確実にアリーナ席、GOLD席の次に良い)を第一希望に、S、A席の順番で申し込んだ。
SS席当たっちゃった・・・・・ 肉眼でロジャーとブライアンとアダム君を拝めるチャンスと25000+taxという金額に足がすくんだ。
かなり前置きが長くなってしまったが、21:30にライブが終わった。もう1時間も前に終演したとは思えないほど冷静を取り戻せないがなんとかバスに乗る前には更新したい。0時前の更新なのでプレビューが伸びないのは百も承知だがそんなのは関係ない。
Now I'm here から始まりHammer to fall、もうこの時点で人間が1日に分泌できるアドレナリンは超えてしまった。
アダムくんもロジャーもブライアンもみんなかっこよすぎる………………
のは当たり前なのにそれに上乗せして
バカ可愛い
38歳、70歳、72歳を19歳が可愛い可愛いいう世界、終わりか?
アダムくんは「みんなフレディ好き?」「僕もフレディ大好き!」「みんなファンだよね?」「みんなで歌うよね?!」ってDon't Stop Me Now の前に呼びかけてくれるのがかわいい
killer queenの前の帽子で遊ぶのがセクシーでかわいい
bicycle raceでバイクにまたがりながら遊んでるのがかわいい
てか衣装がキラキラしててかわいい!
ロジャーは最初サングラスしてたのに、挨拶の時に外してきゅるきゅるの目でにこって笑ってブライアンを指して(彼を映して)ってやってるのがかわいい
衣装買えた時に虎のプリントのTシャツなのが最高にRoger Taylorでかわいい
一曲丸々(I'm in love with my car)ドラム叩きながら必死で歌ってるのかわいい
たまにニコニコしてくれるのが本当にかわいい!
ブライアンは日本語でたくさん喋ってくれて、それもすごく丁寧なのがかわいい
e.g. 「名古屋のみなさんこんばんは、お久しぶりです!」
「みなさん、ロジャーテイラーさんです!」
「きれいですね!」(スマホのライトを見て)
「一緒に歌ってください!」
謎演出で月に映し出されてるのがかわいい
Tシャツのセンス(CD/感謝)がかわいい
お尻がたまにドアップにされちゃってかわいい
いや、、、書ききれんが?
フレディが当時のパートナー(メアリー)に書いた曲Love of my lifeを弾き語ったブライアンの横にスクリーン上でフレディが出てきて、フレディに手を差し伸べるブライアンの姿を見た瞬間に涙が溢れてきてめちゃくちゃ泣いた。
一人でライブ行っておじさんに囲まれながらビイビイ泣いた。
その後オタク泣かせの切ないラブソング'39が続いたが、まだフレディの涙でいっぱいいっぱいだったので(待ってよ💢💢)と思いながらちゃんと泣いた。
代表曲というか有名どころばかりのセトリだったので全曲全力で楽しめたし、まさか自分が映像でしか見たことがなかった本物のWe will rock youやRADIO GA GAでノれる日が来るとは思わなかった。
今後彼らがツアーをしてしかも日本に来てくれるとは限らないので、鼓膜と網膜にしっかり焼き付けることができて本当に幸せだと思う。
ただ、わたしの好きなFat Bottomed Girlsは演奏してくれなかったので残念…せっかく歌詞をブログタイトルに選んだのに!
Queen、わたしの世界を回し続けてくれ〜!!!